弁護士がオワコンである理由①(弁護士の職務内容のつまらなさ)
弁護士の仕事には発展性も面白みもありません。
似通った事件を法律・判例に基づき同じように処理するだけです。
予定調和でさくさく事件が解決すればまだ良いのですが、すぐに終わるのなら弁護士は要りません。
依頼者や相手方が感情的になっていたり、弁護士増員によって大量に生産されたできの悪い弁護士が紛争を余計にこじらせたりするので、簡単には終わらないのです。
交通事故事件の過失割合で、40%:60%で相手が悪いとお互いに譲らない(お互いに相手の方が微妙に悪いといがみあっているw五分五分でいいやん)。
離婚事件で自分のことを棚に上げて、相手の欠点をののしり合っている。
多くの弁護士は、そういったレベルの低い一般人の紛争に、仕事だからと自分を言い聞かせて飛び込んでいくのです。
また、刑事事件でどうしようもない被告人をかばわなければなりません。
そしてネットで弁護士は極悪人を擁護する輩だ、非常識だと叩かれるのです。
どうでもいい他人の紛争に振り回されていると、人生を浪費している気持ちになります。
事件が解決したときに達成感などはありません。
結局、他人のマイナス(紛争を抱えた状態)をゼロにしただけなのです。
解決までの時間が長ければ長いほど、ようやく他人の紛争に関わる呪縛から解放されたと安堵感が残るだけ。
よく弁護士はやりがいのある仕事だ、と言われます。
果たして弁護士のうち、やりがいをもって生き生きと仕事をしている人間が何%いるのでしょうか?
少なくとも私は、何の関係もない他人の紛争に関わったり、犯罪者を弁護することにやりがいを見出すことは出来ません。
この仕事を続けて10年ほどになりますが、弁護士以前に一人の人間として、人の紛争に関わることなく、静かに暮らしていきたいと願うのにそれほどの時間はかかりませんでした。